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  MIZUKIさんのファームワーク経験

まず、私のワーホリの目的ですが、
@ 英語を流暢に話せるようになる
A 日本に帰った時、英語を使った仕事ができるレベルまで達する事
 です。
きっと、私と同じ目的で渡豪する事に興味を持っている方がたくさんいるのではないかと思います。その中でも、私の目的は単純な方かもしれません。
そして、この目的を達成するために私の考えた策が、一年間のワーホリ経験より、二年間のワーホリ経験です。これが、ファームの仕事をした私の第一の理由です。
ワーホリビザの新しい条件に、90日間以上田舎でファームワークを行い、その証明をすると、セカンドワーキングホリデービザ(もう一年のビザ)が取得出来る条件が追加されました。
ファームワークと聞くと“重労働でつらい”とイメージされるかと思います。私も、日本でファームワークについて調査していた時、“ものすごくつらいらしいよ”と何人かから話を聞いていました。しかし、それらの話は全て人伝の情報で、実際に経験者から聞いたわけではありませんでした。
そこで、今回私が経験者としてみなさんに情報をご提供出来たらと思います。



まず、準備段階のお話ですが、“セカンドビザを取る“、と日本にいた時から意気込んでいた為、ファームについての調査は日本で始めました。ですが、オーストラリアの地理の知識が全くなかった為、一体どこの田舎に行けばいいのか分からず、オーストラリア移民局ホームページで載せているハーベストサイト(ファームワークについてのサイトhttp://www.jobsearch.gov.au/harvesttrail/)から調査を開始しました。
このサイトでは、
@ 自分がファームに行きたい時期
A その時期にあるファームワークの中で、どんな種類の仕事がいいか(例:フルーツピッキングがしたい、フルーツの包装がしたい)、
B その仕事はどの地域で行なっているか(例:マンゴーはQLD州でしか育たないと言われているため、マンゴーピッキングはQLD州のみ)

のように、自分に合った地域を検索出来ます。
その後、そこで挙がった町の名前を、インターネットで検索し、
@ どんな場所か?(例:小さな町だ、綺麗な湖がある、野生のカンガルーがいる、ワインの名地だ、宿泊施設がある、など)
A 交通の便は?(例:主要都市シドニー、ブリスベン、パースなどからどの位か?どうやって到着出来るか?)

といった情報を調べました。


その手順を追って、私の決めた場所がグリフィス(Griffith)という、シドニーから電車で10時間、飛行機では1時間半かかる内陸に入った田舎町です。
グリフィスには、ファームワークをしに来たワーホリ所持者が宿泊するインターナショナルホステルがあります。私はホステル生活など全く経験したことがなかったので、一人でそこに到着した時には、知らない人達(しかも、日本人ではない人達)と部屋を共に出来るかとても不安でした。しかし、そんな不安もあっという間に解け、楽しみに変わりました。なぜなら、色々な国の人達と出会い、毎日がすばらしい発見と勉強だったからです。その経験は後で触れるとし、まずは私の経験したファームワークの内容をご紹介します。


どんな仕事も大変だと思いますが、真夏のファームワークは特に大変です。私が人伝で聞いた話は正しかったのです。具体的に何が大変かと言いますと、
  朝の早起き
朝は5時半にホステルの前に集合。6時には既に仕事開始。暑さ対策の為、早朝から仕事を開始し、午後早くに終了します。
  気温の高さ
12、1、2月の真夏は午後になると40度に達する事が度々です。
  しゃがんだり、立ったり、腰を曲げたり、腕を上げたりの労働
私は朝起きるのが辛いタイプなので、特に朝の早起きは辛かったです。
また、仕事場へ持っていく水は必需品です。必需持ち物を挙げますと、
  水、小さいペットボトルではなく、大きなボトルが必要です。
  長袖、長ズボン、帽子

日本の7倍の日差しと、内陸の暑さのため、熱射病と悪い日焼けを防ぐ必要があります。
早起き、暑さ、肉体労働が大変なファームワークですが、仕事は他の国の人達と一緒になって行なっていた為、“フィンランドもニュージーランドも頑張っているのだから日本も・・!”という気持ちで頑張りました。また、仕事中の私語も楽しい時間です。
仕事の内容ですが、


  チッピング
雑草取りです。くわやはさみを持って、いらない雑草を取り除きます。
  グルーミング
グルーミングですが、はさみで不要な枝を切り、栄養のある果物が出来るようにする作業です。
  ピッキング
みなさんご存知の様に、果物や野菜をもぎ取ります。私は、メロン、玉ねぎ、葡萄を行ないました。
  ソーティング
ソーティングは、ベルトコンベアーで流れてくる野菜や果物を、大きさや傷物ごとに仕分ける作業です。私は、ジャガイモ、キュウリ、メロンを行ないました。
  パッキング
ソーティングされた野菜や果物をダンボールなどに詰める作業です。私は、メロン、キュウリのパッキングを行ないました。

仕事の辛さですが、ピッキングが一番辛く、その次にチッピングとグルーミングで、ソーティングとパッキングは屋内での作業になるため、他の作業より大分楽になります。暑さの中での作業が無理そうな方は、ソーティング、パッキングの時期を狙って行くのがいいかもしれませんね。この時期はピッキングが終了した直後になります。また、給料ですが全て時給13ドルから18ドルまでと様々です。


さて、セカンドビザ取得のためには90日間以上働かなければならないと申し上げましたが、一つの仕事、例えば、フルーツピッキングだけを90日間続けてする事はきっと難しいと思います。なぜなら、ファームワークは季節の仕事ですので、一ヶ月で終了や早いものは二週間で終了という場合もあります。そのため、一つの仕事が終了すると、次の仕事を見つけなければなりません。私の場合、仕事を持っているファームの方々がホステルまで来て、仕事を紹介していたため、仕事の見つけ方にはあまり苦労しませんでした。また、注意しなければならないのが、多くの方が“三ヶ月働けばいい“と思われていますが、土日祝日の休みを入れると、三ヶ月で収まりません(90日間以上の労働が必要のため)。また、次の仕事を待っている期間などを入れると、少なくても四ヶ月は必要です。グリフィスで何人か、ビザが切れる三ヶ月前に、セカンドビザを取るために来ていた人に会いましたが、もちろん三ヶ月前では間に合わないため、泣く泣く帰って行っていました。決して連続して働かなければならないというわけではないので、一ヶ月働いて学校へ行き、また後に一ヶ月ということも出来るでしょう。


最後に、ファームワークを通して、どんなすばらしい経験をするチャンスがあるのかお話ししたいと思います。
私の泊まったホステルには、80人ほどが泊まっており、日本人は7人程で、英会話上達を試みる状況にはまさに、最高の環境でした。その他の方ですが、韓国、台湾、香港、インド、ニュージーランド、オーストラリア、フィンランド、スウェーデン、ホーランド、ベルギー、スコットランド、ウェールズ、イギリス、アイルランド、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、カナダの人達と触れ合うことが出来ました。その多くが、セカンドワーキングホリデーを取ることを目標にしていました。

こんなにもたくさんの国の人達と話す機会など、私の人生ではなかったので、毎日が色々な発見と勉強で、充実という言葉では足りない経験でした。
特に仲良くなった、ニュージーランド、オーストラリア、フィンランド、イギリス、ドイツ、イタリアの友達とは、仕事を一緒にしたり、パーティやバーベキューなどを楽しみました。そんなホステル生活の中でも特に楽しかった経験は、各国チームで週末夕食を作り合った事です。フィンランド料理、イタリア料理、ドイツ料理、どれもレストランで食べるように美味しかったのは、きっとみんなで食べたからなのでしょう。もちろん日本チームも鳥のから揚げ、巻き寿司、餃子、お好み焼きを作りました。この時友達になった人達は、今でも連絡を取り合っているとても大切な友達です。



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