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留学・ワーホリ体験記
KiKiの永住ビザ取得体験記

KIKIの永住ビザ取得体験記
注)この体験記は学生ビザでオーストラリアへ留学し、その間に永住ビザを申請して取得したKiki さんの実際に体験された手記です。オーストラリアの移民局のルール等は常に変更していますので、ここで紹介された手続きは変更されている場合があります。
学生ビザで渡豪して1年半、ようやく永住ビザを取得できました。
その間、学校へ通ってマーケティングを勉強し、アルバイトをし、遊び、それなりにシドニーでの生活を楽しんでいましたが、仕事が思い切りできない(学生ビザでは、週20時間までしか就労できない)こと、滞在期限がある、ということがいつも心にあり、不安でした。人それぞれ海を渡って海外へやって来る目的は様々ですが、私の場合、以前1年半程生活したシドニーの生活をもう少し楽しみたくて、それだけで来てしまいました。 日本でやっていたように、働いて、週末は友人と集まり、・・・というなんて事のない日常をシドニーという恵まれた自然環境の中でもう1度やりたかったのです。

独立型永住権の取得コンディションは、よく変更になると聞きます。年齢、英語力、学歴、職歴の各項目のポイント合計による審査でした。年齢はどうにもなりませんが、英語力は年に数回行われる IELTS テストの成績が必要です。1度の受験費用は$150程と、決して安くはないのですが、基準に満たない場合は次回もまた受験しなければならないので、早めに受験することをおすすめします。日本では英検2級しか持っていないのですが、これは問題なくクリアできました。事前に英語学校で、IELTS受験用のクラスをたった3回ですが、受けたのです。英検やTOEICと同じで、やはりコツがあり、出題の傾向も結構ワンパターンなのかも。Writing問題などは、非常にプラスになりました。貴重な$150を無駄にしないためにも、おすすめです。
 学歴は、「4年制大学卒」という、なんとも納得しがたい条件。そして、職歴、これが最もポイントが高く、難しいと思います。過去3年のうち、2年以上就労しており、かつその業務が大学での専攻と関連するものであること・・・という条件でした。私の場合は英文科で、英語の利用頻度はほとんどなかったものの、海外に関連する部署にいたので、なんとか一致していました。
 実はまだ日本にいる時に、大使館からビザ申請書を取り寄せ、自力で申請しようとしていました。使用されている英語もそんなに難解ではありませんでした。ただ、やはり専門家には専門家のやり方があるだろうし、誰に reference letter をどのように書いてもらえばいいのかもわからないし、やり方を間違ってしまって、おりるビザもおりなくなったらいやだし・・・ということで、agentにお願いすることにしたのです。知人には全部自分でやって永住権を取得してしまったツワモノもいますが。 
そして、費用の問題。申請だけで約$1,100かかります。それに戸籍謄本、卒業証明書のそれぞれ英語のものを取り寄せなければいけません。これは市町村、学校によってはできないこともあり、その場合はそれなりの資格保持者に英訳してもらうことになります。紙一枚で$120、とか。Agentの手数料は約$3,800でしたから、合計で約$5,000になります。
それから、在職証明書。辞めた会社の元上司に何度も電話で連絡を取って、やっともらえました。私の場合は、英語の証明書は出したことがないと会社に言われ、自分で書いたものをFAXで送り、サインをして郵送してもらいました。

実は後日イミグレーションから「会社のロゴ入りのレターヘッドで再提出するように」と連絡があり、またまた上司に電話でお願いすることに。日頃から上司や総務担当者と good relationship をキープしておくのも大事かもしれませんね。また、大学で専攻した分野に関連するどういう職務に就いていて、専攻をどのように活かせていたのか、どういうスキルがあるのか、この辺りをどのようにアピールするのかが私が専門家に任せた方が良いと思う最大のポイントです。これは私の推測ですが、オーストラリアという国にとって、就労でき、経済的にプラスになる能力のある人かどうかがポイントなのだと思います。素人がいかに「私はこんな資格がある」「こんな仕事をしてきた、こんなスキルがある」と主張したところで、その国にとってその資格やスキルが大して意味を成さないとか、オーストラリアでその分野のレベルが十分に高かったり、という場合があると思います。

専門家、私は特に日本人のビザ申請を数多く取り扱っている実績のあるところが良いと思うのですが、彼らはその辺りのコツや知識を持っていると思うのです。虚偽や粉飾ではないけれど、多少のスタンドプレーというか、職歴については、オーストラリアが求めているようにうまーくお化粧して表現してくれる人が必要だと思います。

さて、申請に必要な書類が揃えばやっとイミグレーションに提出します。申請して2、3週間後に、申請受領の連絡が届きました。

時は流れ、約半年後、健康診断と無犯罪証明の提出のリクエストがイミグレーションからありました。こうなればもう審査は通ったようなもの。そそくさと健康診断の予約と、警察に連絡です。健康診断の予約は、混んでいるため、面倒でもすぐ予約の電話をしてください。私の場合は1ヵ月半程先の予約が取れました。そして、無犯罪証明、これがまた面倒。私はCityとNorth Sydneyの警察に何度も足を運びました。対応する人毎に言うことが違いました(ありがちですよね)。予約が必要とか、不要とか。毎週何曜日と何曜日しかだめだとか、毎日いつでもいいとか。うちではだめだからCityへ行けとか、Cityへ行ったら居住地の警察でないとだめだとか。相手が警察でなければ暴れてやりたい心境でしたが、ここでキレてしまってはもうすぐ手が届きそうなビザが・・・と思い直し、がまんがまん。いくらビザ取得のためとはいえ、警察で1本1本の指紋を取るのはいい気がしませんでしたけど。

指紋採取後、オーストラリア警察からの無犯罪証明書が届くのを待ちます。ここがまたいい加減なところで、ある知人はその場で封筒に入れ、手渡されたというし、他の知人は絶対郵送でなければ不可、と言われたというし。そして郵送先は自宅宛だったとか、日本領事館宛だったとか。果たして私の場合は、日本領事館宛の郵送で、だいたいいつ頃になるので、自分で領事館へ連絡して取りに行くようにとのことでした。最後に、日本の警察の無犯罪証明書ですが、オーストラリアの証明書を受領した際にそれをそのまま日本へ送ってもらいます。

そして、警視庁宛に依頼するのです。時期もあると思いますが、場合によってはこの日本の無犯罪証明取り寄せに数ヵ月近くかかるようです。私は当時保持していた学生ビザの残り滞在期間が2ヵ月程しかなかったため、領事館の担当の方に相談すると、警視庁○○課○○課長宛で手紙を添えて提出してください、といわれました。至急対応して欲しいそれなりの理由が必要ですし、絶対とはいえないものの、恐らくこの手紙が功を奏したのか、約1ヵ月で手元に書類が届いたのでした。
こうして健康診断書、警察の証明書が揃い、Agentに提出、やることはやったのであとはイミグレーションからの連絡を待つだけです。

そして、晴れて永住ビザ獲得!永住ビザといっても、例のあのぺらぺらのシールだったので実は少し拍子抜けしたのですが、嬉しかったです。これで今日から、毎日遊んでもいいし、毎日学校へ行ってもいいし、毎日仕事をしてもいい、自由だー!と考えると、心が軽くなる気がしました。もちろんビザには期限が記載されており(5年)、最初の5年のうち2年以上在住しなければビザ更新の資格が失効するという条件があります。

と、こうして私はシドニーで無事学校を修了し、就職しました。ようやく、当初の希望通り、普通に働いて、週末は友達と遊んで、なんでもないけど幸せな日々を手に入れられたのでした。留学ネットは名前の通り留学のお手伝いをしてくれる強い味方ですが、例えば私のようなケースでも、実際の申請の直接的ヘルプはできませんが、「それはこうしたらいいよ」「それはここに聞いてみるといいよ」という間接的なアドバイスで助けていただきました。きっと実際の職域を越えたことをしていただいたんだと思いますが、心強かったです。

外国で生活するということは、家族と一緒の方は別として、友人、知人が頼りですから。それに、わからない者同士であーだこーだ悩んでいるよりは、現地での生活経験の長い人に尋ねるのがベストだと思います。かつては彼らもビザが欲しくていろいろ悩んだりした時があったと思いますから。精神的にもどれだけサポートになったかわかりません。
ほんとにありがとうございました。これからもっとオーストラリアにいられるようにビザを取得しよう!とお考えの皆さん、成功を祈っています。ただし、準備、特に経済的なことはしっかり準備してください。そして、だめなら日本へ帰って次の目標をみつけてください。

ビザがないのに働いたり、毎日ビザの滞在期間ばかり気にしながら行きたくもない学校へ通ったりするのは時間とお金の無駄だし、同じ日本人として悲しい気がします。
私は、気が済んだら日本へ帰る予定です。1年か5年先かわかりませんが、その時はきっと就職のことなど、またまた厳しい現実が待っているんだろうと思いますけど。

Kiki


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