日本にいた時から、最低限身の回りのことはきちんとしてきたつもり。でも炊事洗濯が好きかどうか問われれば、「できれば誰かにやっていただきたい」と答えるでしょうね~(笑)。掃除や料理は正直やらずに済むものならやらずにいたいと思う方で、自分の中でいい訳をこしらえてはサボる日々。
しかし、その中でも昔から洗濯はあまり苦にならない。まー、結局洗濯機がやってくれるからという理由もあるのだが、どうやらそれだけではないらしい。全自動洗濯機が一般家庭に完全普及していた時でもあえて二層式を購入し、ふたを開け、クルクル回りながら汚れが落ちていく様を「ジーーーーッ」と見ているのが好きだった(チョット怖いね・・・笑)。
しかし日本にいる時、とうとうKentも全自動の効能、利便性に目を向けないわけにはいかなくなり、清水ジャンプの末に斜めドラム(当時新発売!)を5年ほど前に購入したのである。その機能の中に、洗剤をある決められたところに入れると、スタートボタンを押した直後に、まずはその洗剤で濃度の高い泡を機械が作り、その泡で汚れを落とすという機能が付いていた。「ほ、ほー」なるほど、なるほどと、何がなるほどなのか分らぬが、上からドバーーッと洗剤をまく習性が身についていたKentとしては、驚きの機能であったことは間違いない。
そしてシドニーに来て4年。相変わらず炊事は不得手であるが洗濯は苦にならずにやっている。しかし、ひとつ気になることが・・・。洗剤である。オーストラリアの洗剤の多くは日本のように顆粒状ではなく、ダマになりやすい粉末状の洗剤が大半で、よほど満遍なく上手に洗剤をふりかけないと、洗濯物に洗剤の残りが付いてしまうのだ。うーー、なんとも失敗した気になり後味が悪い。
そんな時、現地の日本語新聞にこんな広告を見つけた。
そう、天下の「花王」さんの「アタック」がオーストラリアでも購入できます!というアタックの広告だった。そしてその広告にはこんな一文が・・・・。
「アタックは、花王が特許を取得したサラサラのマイクロ粒子でできています。素早く水に溶けるから洗浄成分が衣類の隅々までしみわたります。お近くのスーパーでお求め下さい」
そう、日本では洗剤お馴染みの宣伝文句ではあるが、オーストラリアではこの一文がどうも魅力的に感じて仕方がない。な、なに?「マイクロ粒子?」「素早く溶ける?」「衣類の隅々までしみわたる?」「近くのスーパーでGetできる?」もうKentの頭の中では、「花王」「アタック」「買いに行く」「花王」「アタック」「買いに行く」が回りだし仕事にならない(ちょっと大袈裟)。
そして、仕事の後、言われたとおりに近くのスーパーの洗剤売り場へ直行。「あっ、あった!!」「花王のアタックだ!!」と手に取るとその棚の値札にはこう書かれてあったのだ。
「A$17.49」。
愕然・・・。日本円で約1,520円。洗剤って、日本でサンキュッパッくらいじゃなかったケ??せ、洗剤にこの値段は出せない・・・。と、泣く泣くいつも購入している粉末状の洗剤を手に取りレジに並ぶKentでした。
家に帰り、洗剤をいつもの場所に置いたとたんにぶつけどころのない怒りがこみ上げてきたKentだったのでした。
ちなみに、粉末状の時代遅れの洗剤でもA$8-A$10はします。この国、洗剤が高いのです・・・。やはり、地球に優しいオーストラリアは、環境を考え洗剤の値段は高く設定しているんだと思うようにしました・・・。あー、日本の高性能の洗剤が懐かしい。

