さて、タスマニア旅行記第2弾です!
空港に降り立ち、その後はラベンダー畑。そしてその後に訪れたのが「Ross」という街全体が国の遺産として登録されている非常に趣のある古い街に行きました(↑)。ミッドランドハイウェイのホバート~ロンセストン間のほぼ中間点に位置します。この美しく古い町は、1821年に駐屯地として築かれましたが、この町には美しいジョージア風のコテージが多く残され、1836年に罪人によって切り出された砂岩で造られた魅力的なロス橋(Ross Bridge↓)が人気のスポットです。1847年から1853年の間に女性専用刑務所付属の工場として使われていたロス・フィーメール・ファクトリー(Ross Female Factory)は、今では復元され生々しく残されています。
さて、皆さん「魔女の宅急便」という宮崎監督のアニメーションをご存知でしょうか?魔女のキキが苦難にめげず、人間の世界で成長していくという宮崎作品の中でも人気の高い作品ですよね。実は、キキが働いていたパン屋さんのモデルになった本当のベーカリーがここRossにあるのはご存知でしょうか?(↓)ちゃんとモデルのパン屋さんがあったんですね。
日本人観光客も多いのでしょう「ようこそ、キキのパン屋さんへ」という日本語の手書きの看板もありました。そこには赤い古いドレス(コスチューム?)をまとったおばあさん2名が働いているのですが(←)、そのコスチュームは明らかにキキを意識してのこと。でもね、この写真ではニッコリしていますが、実はニコリともしないで感じわるーーく、黙々と働いているんですよ(笑)。
このパン屋さんには、キキが住んでいたようにちゃんと屋根裏部屋があって、一般客も泊まれるようになっています。ご興味のある方はどうぞ~。
このRossという街。「キキがいるパン屋さん」という明るい部分もあれば、10分も歩けば荒涼とした荒地が続き(↓)、イギリスから連れて来られた女性囚人が働く工場があったという暗い顔も持つRoss。1800年代中盤といえばまだまだ江戸幕府の時代。そう、オーストラリアの歴史は本当に新しいのです。この街を歩くと、想像できてしまう範囲の「昔」がすぐそこにある気がするのです。

