「えっ?火事

「な、なんでこんなに壁が赤い?」

ヤ、ヤバイ!逃げなきゃ!!

 

時計を見たら朝の5時過ぎ。眠りの浅いKentはこのくらいの時間に目が覚めることはよくあること。そしたら、部屋の壁一面が真っ赤。オレンジかな?とにかく異様な光景であることは間違いないと判断したKentはバサッと飛び起きてベランダへ直行。

 

「(なんだ、コレは?)」

 

 

Sydney in Orange.jpg

ベランダから見る光景は、なにか霧のようなものが空全体を覆い、全てがかすんでいる。オマケにその霧のようなものが朝日に照らされてその反射がこの色を出すのか、空だけじゃなくて空気全体がオレンジ色を主張して、とにかく異様な光景としか言いようようがない。

 

その正体はDust。NSW州の多くを覆ったダストの大群。理由は不明。

出勤時に外に出ると、多くの人がハンカチやしまい忘れたマフラーを口に当て、ダストの器官進入を防ごうとしている。そのダストの色が赤茶色。ありとあらゆるところが赤茶に染まった水曜日のシドニー。

 

現在お昼の12時。だいぶ視界が開けてきた・・・・。

 

Sydney in Orange2.jpg

 

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ハイ、それでは今から1分間の準備時間を差し上げます。最近読んだ本について、そのタイトル、作者、その内容などの基本情報にあわせ、なぜ印象的だったのかなど、2分間でその本について話してちょうだい。」と、テキパキとした指示が飛ぶ。

「(えっ、本??1分間で何を準備するんだよ・・・。えーと、えーと・・・。)」

「ハイ、1分経過!そーね、ハイ、Kentから発表してちょうだい。」

「(ゲッKentからかい?!)」

 

のっぴきならない理由があり、夜のIELTS準備コースに通って3週間目に入ります。週2回の全部で5週間コース。オフィスからも近いし、昔からお付き合いのあるUniversal English Collegeでお勉強。昨日はSpeakingのクラスだったワケ。

 

今読んでいるのは日本語の本で「終末のフール」。伊坂幸太郎の本で、3年後に小惑星が地球に激突し全人類が滅亡するという設定で、その異常な状況下で人間はどう生きていくのか、日常の人間模様を書き出した逸品。

 

今読んでいる本の特徴をまとめて話すのは以外と難しいことに気付くKent・・・。そのストーリーを要約するだけでしどろもどろになってしまい、

 

ハイ、そこまで、Kent2分過ぎたわ。」

「まず、さっきのテーマで話した時よりも話すスピードが落ちたわね。目も泳いでいるし不必要ボディーランゲージがさっきよりも派手になっている。Kentにとって苦手なテーマだって一目瞭然よ。」

 

的確な指摘やアドバイスがどんどん先生の口から飛び出してくる。

人前で話をすることや、国語の時間にやった内容を要約しまとめるのは結して苦手ではないはず。また、日本で働いていた時、部下がセミナーやオリエンテーションで人前で話すためには、KentGoサインなしでは人前に立つことは許されなかった。

「目が泳いでいる!お客様とのアイコンタクトはジグザグ法を用いて一人あたり5秒!」

「かつ舌が悪くて聞き取れないよ!」

「ダラダラ話しているから内容がさっぱり分らない!」

「トーンが単調で聞いていて眠くなる!」

など、Kentからの指摘は容赦なかった。泣きが入るスタッフもいたっけ・・・(笑)。

 

それがである、ひとたび言語が変わったとたんにまったく同じことを指摘されているダメダメKent

隣に座るクラスメートの日本人Hちゃんは、香港からの帰国子女(だと思ったよ!!You!しゃべる英語が日本人じゃなさすぎさ!)。でもね、英語が上手いだけじゃなくて、きちんと自分が語っている本について自分の考えや意見、面白ろどころをふんだんに入れながら、かつ内容の要約も完璧で、2分後には自分がその本を1冊まるごと読み終えた感じすらした。

もちろん先生からは「You! Well Done、ブラボーよ!アクセントも日本人独特のものがなくて聞きやすい。Youが欲しい点数丸ごと差し上げるわ!」まー、こんなオバカキャラな先生ではないが、隣でへこんだKentにはそんな風に聞こえたのであるよ。

 

毎週2回。へこむ毎日である。SpeakingWritingは自分が欲しい点数が取れる感触は掴んだ。問題はListeningReadingである。この2科目が難関。

このKentの「IELTSよもやま話はまだまだ続く・・・・」。

 

             KentのIELTS受験票(↓)

 

IELTS.jpg 

 

 

 

 

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皆さんこんにちは、Kentです。今日は少しだけアートなお時間をご紹介。

Kentが住むWoolloomooloo(ウルムル)は、シドニーっ子の憩いの場所であるHyde Parkのすぐ裏手に当たるエリアを指します。一昔前はあまり風紀の良い場所ではなかったようで、今でもたまに「えっKentWoolloomoolooに住んでいるの?」なんて言われたりすることもしばしば。実際にWoolloomooloo(このスペル覚えるのに一苦労したよ)には、低所得層(もしくは無職?)のために政府が無料で提供している集合住宅があり、Woollomoolooも少し奥に入ると少し物騒な雰囲気。Kentが住むところは大通り沿いで別なエリアとの境界線上のため治安は全く持って問題なしなんだけど・・・。

 

Art of Gallery of NSW.jpg

さて、そんなWoolloomoolooではありますが、実はすごく便利で緑も多く、Kentの場合、HydeParkまで歩いて5分、オフィスまで歩いて15分、海まで歩いて15分、部屋から年末の花火大会が目の前で丸見え、という具合に狭いながらもなかなか離れられないロケーションなのであります。そして週末、なにもアポイントが無くダラーーーっとしている時は、そうだ!NSW州立美術館へ行こう!!」と思い立ち、頻繁に行きます(↑)

実はさしてアートに興味があるわけではない。何となく脚が棒になるだけの疲れる場所、っていうイメージが先にたつ程、決してアートな人間ではない

 NSW州立美術館へ辿り着くまでの道のりが好きなのである。

 

Park.jpg

Domain.jpgKentのアパートの裏手を少し登るとこの風景(←)。その反対側がこの風景(→)というわけで散歩にはうってつけ

 

のろのろとこぼれ日を浴びながら一本道を歩いていくと、目の前にひっそりたたずんでいるのがNSW州立美術館。だから最終目的地がココじゃなくても自然と辿り着いてしまうのが厄介。厄介といってもこの美術館、結構好きなのである。何しろサイズが丁度良い。ロンドンのナショナルギャラリー?パリのルーブル?一度は美術の本でお目にかかったことがある絵が飾られていますが、何しろデカイよ!!ゴッホ

 の「ひまわり」も、ダビンチの「モナリザの微笑」も行き着くまでが大変。その点ココはすべて見て回っても小一時間。丁度良いサイズだし、ちゃんとモネピカソなど巨匠の絵もいます。

Picasso.jpg

1519世紀にかけてのヨーロピアンアートもありますが、多くを占めているのがやはりオーストラリアンアートです。クラシックなものから現代アートまで程よくミックスされているからあまり飽きないし、下の階には結構な数のアジアンコレクションも目を引きます。日本文化は本当にいろんなアジア諸国からの影響を受けているのだと改めて勉強させられますよ。州立だから無料だし、たまに特集して行うエキシビションは興味深いものも多いけどこれは有料。以前「手塚治作品の原画展示会」があり観にいきましたが、日本人よりもオージーが一生懸命目を凝らして観ていたのが非常に印象的。

 

Monet.jpg

その一本道を更にまっすぐ行くとオペラハウスとハーバーブリッジが同時に一番きれいに見えるといわれる「マッーコーリーチェア」に辿り着きます。シティーからも歩けるしちょっとした散歩道としてお勧めです。

 

Near Entrance.jpgArt Gallery of New South Wales

Art Gallery Road,

The Domain 2000

TEL:1800 679 278

www.artgallery.nsw.gov.au

 

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政権交代劇で日本中が大騒ぎしていた週末、KentはのんびりBBQにでかけていました。

行ったところがこんなにきれいな水辺。シドニー市内からわずか30-40分!!ここはDavidson Parkといって、有料の国立公園なのである。有料の国立公園ってオーストラリアには結構あって、きちんと整備、管理されているからヘンな酔っ払いや浮浪者もないし、安心してくつろげるのがメリット。だから家族連れもわんさかいます。

「わんさか」といっても、たかだかシドニーの人口400万人弱。東京の約3分の1。そしてこの国土。どこに行ってもガ、ラーーーーン

 

Davidson Park.jpg

Lamb.jpg突然ですが皆さん、日本でBBQってします?Kent、東京にいた頃はBBQといえば一大イベントの印象があって、とてもアウトドア派を自称できるほどの経験は無く、昔働いていた会社に外人さんが一杯いたので、その関係上一度だけ厚木の米軍基地内でBBQパーティーなるものに参加したことがあります。今考えると、アメリカ産のとても美味しいとは言えない固い肉に、これまたお世辞にも美味しいとは言えない市販のBBQソースをこれでもかって掛けて食べたりしたけど、当時は「オーーー!ザッツ、アメーリカ!!」なんて、ありがたがって食べていたことが思い出される・・・。

 

Chiken.jpgここオーストラリアでは、BBQがものすごく一般的。BBQは間違いなくオーストラリア人のハートを鷲づかしている。その理由は、青い空と場所と環境と食材に恵まれているからだろうと踏んでいます。Kentが昔住んでいたイギリスでは、あの鉛色の空とソーセージが一番美味いという食材レベルだったから、「イギリス人はBBQが大好き!」って聞いても正直実感がわかなかった。

シドニーでは、度々お呼ばれするとBBQの時があり、あのイギリスで食べたBBQとは比較にならない美味さである。コレ、絶対本当。

 

D&K.jpgいつもお世話になっている国際結婚カップルD&Kに誘われ、Davidson Parkの一角に陣取りBBQ開始!アウトドア派のこのお二人は、お手軽サイズのBBQセットを取り出し、手際よく火を起こしていきます。ガスは使用せずに、乾燥したBBQ用のWood、チップ、固形燃料を適宜放り込み、あとは空気を送り込みながら火加減を調整していきます。完全な炭火焼きなので、火が落ち着くまで40-60分の辛抱。(←D&Kのお二人 いつも仲良しさん)

 

 

 

River.jpgこの日は、ラム、手羽先、ポテト、コーンに野菜BBQ。このD&Kのお二人、美味い食材はどこで買うのが良いかものすごく把握しているから、BBQだけでなくこの二人のお宅にお邪魔するのはいつも楽しみ。この日の大ヒットは上質のラム。しっかりお手製でマリネされており、また炭火で余計な脂は抜け落ち上質のラムステーキの出来上がり。日本にいる時よりもラムは本当に良く食べます。臭みもまるで無く柔らかくほんのり甘くて何しろ美味い。この時のBBQラムは、コレまで食べたどんなラムよりも美味しかった~。

 

Ducks.jpgそんなこんなで日も陰ってきたし、カモの親子もお帰りのようなのでKentたちも帰り支度。

BBQはビーチなんかでもできるし、オーストラリアに来たらまずはBBQにチャレンジしてみてください!!

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