「ハイ、それでは今から1分間の準備時間を差し上げます。最近読んだ本について、そのタイトル、作者、その内容などの基本情報にあわせ、なぜ印象的だったのかなど、2分間でその本について話してちょうだい。」と、テキパキとした指示が飛ぶ。
「(えっ、本??1分間で何を準備するんだよ・・・。えーと、えーと・・・。)」
「ハイ、1分経過!そーね、ハイ、Kentから発表してちょうだい。」
「(ゲッ、Kentからかい?!)」
のっぴきならない理由があり、夜のIELTS準備コースに通って3週間目に入ります。週2回の全部で5週間コース。オフィスからも近いし、昔からお付き合いのあるUniversal English Collegeでお勉強。昨日はSpeakingのクラスだったワケ。
今読んでいるのは日本語の本で「終末のフール」。伊坂幸太郎の本で、3年後に小惑星が地球に激突し全人類が滅亡するという設定で、その異常な状況下で人間はどう生きていくのか、日常の人間模様を書き出した逸品。
今読んでいる本の特徴をまとめて話すのは以外と難しいことに気付くKent・・・。そのストーリーを要約するだけでしどろもどろになってしまい、
「ハイ、そこまで、Kent。2分過ぎたわ。」
「まず、さっきのテーマで話した時よりも話すスピードが落ちたわね。目も泳いでいるし不必要なボディーランゲージがさっきよりも派手になっている。Kentにとって苦手なテーマだって一目瞭然よ。」
的確な指摘やアドバイスがどんどん先生の口から飛び出してくる。
人前で話をすることや、国語の時間にやった内容を要約しまとめるのは結して苦手ではないはず。また、日本で働いていた時、部下がセミナーやオリエンテーションで人前で話すためには、KentのGoサインなしでは人前に立つことは許されなかった。
「目が泳いでいる!お客様とのアイコンタクトはジグザグ法を用いて一人あたり5秒!」
「かつ舌が悪くて聞き取れないよ!」
「ダラダラ話しているから内容がさっぱり分らない!」
「トーンが単調で聞いていて眠くなる!」
など、Kentからの指摘は容赦なかった。泣きが入るスタッフもいたっけ・・・(笑)。
それがである、ひとたび言語が変わったとたんにまったく同じことを指摘されているダメダメなKent。
隣に座るクラスメートの日本人Hちゃんは、香港からの帰国子女(だと思ったよ!!You!しゃべる英語が日本人じゃなさすぎさ!)。でもね、英語が上手いだけじゃなくて、きちんと自分が語っている本について自分の考えや意見、面白ろどころをふんだんに入れながら、かつ内容の要約も完璧で、2分後には自分がその本を1冊まるごと読み終えた感じすらした。
もちろん先生からは「You! Well Done、ブラボーよ!アクセントも日本人独特のものがなくて聞きやすい。Youが欲しい点数丸ごと差し上げるわ!」まー、こんなオバカキャラな先生ではないが、隣でへこんだKentにはそんな風に聞こえたのであるよ。
毎週2回。へこむ毎日である。SpeakingとWritingは自分が欲しい点数が取れる感触は掴んだ。問題はListeningとReadingである。この2科目が難関。
このKentの「IELTSよもやま話はまだまだ続く・・・・」。
KentのIELTS受験票(↓)