こんにちは、Kentです!!シドニーはこのところ冬晴れで晴天続き。冬になってからすぐは寒くて寒くて、日本から取り寄せたロングコートを着込んでいましたが、それもほんの1-2週間で、このところは最高気温17-19度前後をキープしているためなんだか小春日和。
さて、Kentは何気にテレビがついていないと落ち着かない典型的なテレビっ子。だからオーストラリアのテレビ番組もよく観ます。前にもBiggest Looserの話題をここで書きましたが、今回はMaster Chef Australiaの話題です!
日本は最近視聴者参加型番組は多いのでしょうか?オーストラリアはこの手の番組をリアリティーショーと呼びますが、Biggest Looserにしてもリアリティーショーが花盛り!その多くはアメリカやイギリスから頂戴したものが多いのですが、Master Chef Australiaは素人さん20人が料理の腕を競うというもの。各都市でオーディションを勝ち抜いた20人が、毎回決められた素材で2~3コースを時間内に作り、審査の結果最下位3名は翌日プレッシャーテストといって、更にお題を与えられ時間内に完成させ、毎週一人ずつ脱落していきます。
視聴率は最終回に向かうごとにグングン上がり、Kentも「今日はマスターシェフがある日だ」なんてワクワクしながら家路に着いたものです。
で、結論から言うと優勝したのがこのチョットたっぷり目な主婦Julie!!(左)
Kent応援してました!!Julieはほぼ毎回ボトム3に選ばれてしまい、そしてプレッシャーテストで必ず這い上がるようなタイプで、決して天才肌ではなく逆に不器用で少々要領が悪いくらいの素朴な女性。3人のティーンエージャーの母なだけあって、どこか京塚昌子をほうふつとさせる(分からない人ゴメンナサイ!!)、全体から染み出る「おっかさん」のオーラ。
このおっかさんの強みはデザート!!たまにとんでもないメインを作ってしまい、「あー、今回はさすがにダメだぁ~!」っていう時も、他の参加者がたまたま更にひどいものを作っていたり、そしてJulieが作るデザートの素晴らしさに助けられたりで、オーバーオールでなんとかギリで這い上がる。そう、強運の持つ主でもあるのです。
どこか助けてあげたくなるこのキャラが、Kentの応援したくなる気持ちを更に盛り上げるわけです。
たまにタイムマネジメントができなくて、パニックに陥るのもJulieの悪いクセ。もう、Kentは画面の向こうで頭を抱えるわけです。(↓パニックの図)
毎回這い上がりながら、とうとうJulieが最終選考まで残ったときにはビックリ!!Phoというアジア系の女性との一騎打ち!!(トップ写真右)Kentの予想ではこの帽子をかぶったChris(←)が優勝すると思っていたから・・・。このChrisは見た感じモッサリしているけれど、いつも時間内に完璧に仕上げて見た目も美しいものを作る。DuckやChickenなどの鳥料理は、観ている者を「食べたい!!」と言わしめる素晴らしいものを作る。ビールの貿易を生業にしているようで、ビールに合う料理なんかは絶品。
しかし最後に残ったのはJulieだった。多少の波は否めないけど、彼女が作るものは家庭料理の粋を明らかに出ていたし、見た目はそんなに良くなくても審査員のコメントを聞いていると味は美味い!と、うなっていたものが多い。
このJulie、優勝賞金A$100,000を手にして今後は自分のレシピ本を出版し、レストランもオープンするという。
アメリカの同じコンセプトのテレビ番組(というかまるで同じバージョンの番組)を観ていて思うのは、参加者同士ケンカは当たり前で、知らない間に火力を強めたり、大事にしている私物に落書きしてその人を追い詰めたり、「Youたち、本当に汚いやり方だよね」と言いたくなることが頻繁に起こる。しかし、ここはオーストラリア。参加者同士がフレンドリーで皆助け合いながら、励ましあいながら終始番組が進んでいく。だから途中でチャンネルを変えたくなるような事態にはならないのがいかにもオージースタイル。
最後に、優勝したJulieの私生活は一時的に一変してしまったけど(あれだけの視聴率を稼いだ番組。そりゃそうだ)、「私は有名にはなりたくない」という、一貫したメッセージをマスコミに送っているところが、Kent的には「割烹着を着たおっかさん」なのである。

