こんにちは、Kentです。シドニーにとうとう夏がやってきました。
春がない・・・。いきなり夏でございます。
さて、たまには趣向を変えて、最近のお気に入りのDVDをご紹介します。いつもKentの酒飲み話では皆さん飽きてしまうしね。
この間DVDプレイヤーを新調しました!!オーナーに「壊れた!」って、半ば「買ってほしい、あなたにね。」とお願いしたら、「安いんだから自分で買いなさい」と・・・。チッ。ウチのイギリス人のオーナー、結構しっかり者。
で、最近観たのが「カモメ食堂」。小林聡美やもたいまさこ、片桐はいりなんかが出ているやつね。小林聡美はいまだに「転校生」や「やっぱり猫がすき」のイメージが強いんだけど、いつの間にこんにきれいになったんだ?なんて目を見張ってしまった。あの映画観ていると、「もしかしたら自分もこんなんでいいのかも」なんて思ってしまい、何やら安心させられる一本。
届かぬ自分の荷物をいつまでも待つ、もたいまさこ。なきゃないで気長に待つもたいなんだけど、なんだかKentも考えてみれば、ここシドニーで、たまに届かぬ荷物を待っているような気分になるんだよね。その中身は?と聞かれれば、きっと届いてみないと分りません、っていう代物なんだけどさ。なんか説明のしようのないそんな空虚感が漂うことがあって、でも「そんな荷物でも待っていればいいじゃん。待っておいでなさいな。」って気にさせてくれる。
小林は流行らぬ和食屋をヘルシンキで気長に経営する独立した女性。焦ることなく「おにぎり」をメインにしたシンプルな和食屋さん。自分のライフスタイルもまさに日本そのもの。ヘルシンキなのに。でもね、この小林の役を見ていると、日本人はどこへ行っても日本人だし、変わる、じゃなくて変える必要あるの?って思えてくる。日本人の誇りとか気負いじゃなくて、もっと日本人としての根幹の部分で勝負しているような強さ、達観した何かを感じる。そんな難しい役を見事に演じているのがスゴイ。これは小林聡美の光りっぷりが見所といってもよい逸品。
話が飛ぶけど、むかーし、出演者のひとりを日本でカウンセリングしたことがあった。待合室で一般人に混じって待つ彼女だったけど、だーれも気付かないの。あんなに特徴のある顔立ちをしているのに、壁と同化してるようなたたずまい(笑)。カウンセリングで開口一番、「ニューヨークに行きたいんです。へへ。」って、上目遣いで恥ずかしそうにしてました。遠くで見るのと違って、やっぱり30cm至近距離で見ると女優オーラを放ってた。やっぱり芸能人は違うね。
で、話が戻ってカモメの中でも、目を瞑って指差したらたまたまヘルシンキだった。だから来た。そんな無鉄砲な理由だったけど、でもそんな理由でヒョッコリ来てしまう行動力は羨ましい。カモメの中では、各々なぜヘルシンキなのか?という理由は一切説明していないんだよね。小林ももたいも片桐も、なぜヘルシンキに来たのか?日本で何があったのか?でも観終わったら、そんな理由どうでもよくってね。「自然体ですが、何か?」ってことと、「自然にプカプカ流されていくこともまた人生」って教えてくれます。なんだか気負いすぎて疲れている皆様に是非お勧め。映画の中で、各登場人物が、たまに鋭い台詞を吐きます。ドキリとさせられます。皆さんなりのドキリ感をお楽しみ下さい。
カモメ食堂の中で、計算しつくされた美味そうな料理たちがこれでもかと登場しますが、Kent、料理できません。これだけは認めます。できないんですよ。まー、親との同居が27歳まで続いたからというのは言い訳なのですが、でも一人暮らし歴もなかなかのもの。だからいい訳(笑)。我が家には、結構立派なオーブンがございます。2年今のところに住んでいますが、先日、魚を焼こうと思ってはじめてオーブンを開けてみました。「スイッチ入れて、魚ブッ込めばカンタン、カンタン。」とタカをくくっておりました。
数種類の野菜の上に切り身の魚を置き、キザミ生姜たっぷり、醤油、酒を垂らしてホイルに包みスイッチオン!!これ、友達に教えてもらった男の簡単料理だって。3分して煙がモクモク・・・。Kentパニック。「も、もしかして水しかなきゃいけないのかな?」「で、でもそんなこと言っていなかったしな」「まさか、オーブンの使い方まで教えないよな普通・・・」
そこで登場したのが、このブログにも度々登場するしのぶさん。学校へ見学に行こう!のコーナーでニンマリ笑っている人ね。即電話。
K:「も、もしもし、オ、オーブンって水敷くの?煙がスゴイんだけど・・・(半分泣きそう)」
S:「いらないよ(休日にそんな電話よこすなモード)」
という即答で解決。プレートが汚れているだけでした。なんだ、オーブン使う前は洗いなさい、さもないと煙が出るよなんて、誰も教えてくれなかった(怒)。

そんなKentが作った男料理でヒットだったのが野菜スープ。ポトフってヤツ。メルボルン旅行あたりから暴飲暴食が続いており、スーツのパンツもチトきつめ。そこで考えついたのが野菜スープを作ろう!!
作り方は友人からバッチリ勉強。野菜を同じ大きさに刻み、ジャガイモは面取りをする(オイオイ、本格的)。ベーコンを刻み、水にブチ込み煮込む。野菜キューブを入れて更に煮込む。野菜キューブなんて、便利なものが世の中にはあるもんだ・・・。塩、コショウで味を調える。出来上がり!簡単!そして美味い!そして健康的!4日間続きました。作りすぎ・・・。2日分くらいかな?なんて思いきや、たっぷり4日分。アレなんだろうね、料理って量の感覚がまるでつかめない。
簡単、男の料理。何かご存知の方はシドニーまでご連絡を!!料理のできない独り者に愛の手を!


