
日本国籍を持った人がオーストラリアへ入国する場合、必ずビザ(査証)が必要になります。オーストラリアのビザは滞在目的によって細かく分けられており、100種類以上あると言われています。それらのビザは大きく分けて「一時滞在者用」と「永住者用」のどちらかに分類され、「学生ビザ」や「ワーキングホリデービザ」は「一時滞在者用」に属しています。
また、各ビザにはそれぞれのルールがあり、例えば「働く」というポイントで見ると学生ビザには週20時間までという労働時間の制限があり、ワーキングホリデービザでは同じ雇用主の下では3ヵ月までしか就労できないというような、さまざまな条件が決められています。ビザについて特に気をつけたいのは、ビザのルールを定めている移民法は頻繁に改正されるため、昨年の情報が必ずしも正しいとは言い切れないことです。 オーストラリアの滞在予定期間や目的に合わせて、オーストラリア政府移民局のホームページから最新情報を得て、時間に余裕を持ってビザを取得しましょう。
観光/ETA(電子入国認可システム)
観光や短期商用を目的とし、1回の滞在で最長3ヵ月までオーストラリアに滞在が可能です。3ヵ月以内の語学留学の場合も利用できますが、現地での延長やアルバイトはできません。
ETAはオーストラリア政府移民局のホームページからオンラインで申請が可能ですが、日本の旅行代理店でも即日発行が可能です。 また、ETAが申請できない国籍の人は、シールビザと呼ばれる観光ビザをオーストラリア大使館で申請してください。
学生ビザ
大学やTAFE、語学学校や私立の専門学校などへ就学することを目的としたビザです。通常、3ヵ月以上学校へ通う場合に申請しますが、オーストラリアで学校の延長や転校を考えている人は3ヵ月以内でも申請できます。なお、学生ビザは週20時間まで就労許可を得られますので、留学中のアルバイトが可能です。日本国籍の人が学生ビザを申請する場合、オンラインで申請するeVisaになります。詳しい申請方法については、学生ビザ申請マニュアルをご覧ください。
また、オーストラリアの学生ビザは、入学をする教育機関の種類によってサブクラスと呼ばれる番号で管理されています。
| サブクラス570 | English Language Intensive Course for Overseas Students (ELICOS) visa 語学学校や付属集中英語コースを含む英語コース |
| サブクラス571 | Primary or secondary school course visa 小学校・中学校・高校、中学・高校への交換留学プログラム |
| サブクラス572 | Vocational education and training visa 専門学校のCertificateやDiplomaコースなど |
| サブクラス573 | Higher education visa 大学レベル(Bachelor、Graduate certificate、Graduate diplomaなど) |
| サブクラス574 | Postgraduate research visa 大学院レベル(修士、博士課程) |
| サブクラス575 | Non-award visa ファウンデーションなど |
ワーキングホリデービザ
旅行やアルバイトをしながら、1年間のオーストラリア滞在を楽しむ目的のビザです。18歳から30歳までの子供のいない独身または既婚者を対象としており、原則として1人1回だけ発行されるものです。ただし2005年11月1日より、1回目のワーキングホリデー滞在中に規定条件を満たした場合に限り、2回目のワーキングホリデービザを申請することができるようになりました。
1回目のワーキングホリデービザは、日本国籍の人は原則として日本で申請することになっています。そのため、ワーキングホリデービザ以外のビザでオーストラリアに入国して、ビザ種類を切り替えることはできませんので、計画的に申請を行ってください。詳しい申請条件や滞在中のルールは、オーストラリアでワーキングホリデーをご覧ください。
ガーディアンビザ
2004年1月1日より学生ビザ申請者(または所持者)が18歳に達していない場合、もしくは身体的理由・慣習等の事情で成人の付き添いを必要とする場合は、親、法的後見人、親族が学生ビザ申請者に同行できる学生ガーディアンビザの申請が可能となりました。
詳しくは、オーストラリア大使館へ直接お問い合わせください。
ビジネスビザ
オーストラリアで1年以上の就労を目的とする場合、雇用主(企業)がビジネスビザのスポンサーとなり申請するビザです。長期商用ビザ(ビジネスビザ)は最長4年間のビザが発給されます。
永住ビザ
オーストラリアへの移住を目的とする場合、申請するビザです。永住ビザはカテゴリーが細かく分かれており、例えば以下のようなビザの種類があります。
- 技術独立移住ビザ
- 雇用主指名ビザ
- スキルド・オーストラリアン・スポンサード・ビザ
- フィアンセ・ビザ
- パートナー・ビザ(デファクト・ビザ)
- 家族呼び寄せビザ
- 投資・起業関連ビザ など
その他のビザ
日本語アシスタント教師ボランティアやインターンシップを行う場合、スペシャルプログラムビザというビザを申請します。これはボランティアやインターンシップを受け入れる機関からの証明書類がないと申請ができませんので、時間に余裕を持って準備を行ってください。その他のビザについては、オーストラリア大使館へ直接お問い合わせください。


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