
オーストラリアを“ラウンド”しよう!
「ワーホリ中にオーストラリアをラウンド(周遊)したい!」と思っている人も多いはず。珊瑚礁の海にきらめく太陽、どこまでも続く眩しいビーチ、100万年前の姿を今に残す世界最古のレインフォレスト、すべてのものを拒否するような荒れた大地と真っ赤な砂漠、スキーも楽しめる雪山、今なお南極からの荒波に削り取られている美しい海岸線、ヨーロッパを思わせる美しい町並み。例を挙げればきりがないほど、変化に富んだ美しい自然と魅力的な街がオーストラリアにはギッシリと詰まっています。驚くほど豊かなこの国の顔を、普通のパッケージツアーでは体験できない自分流の気ままな旅で思う存分満喫しましょう!このすばらしい体験は必ずあなたの一生の宝物になるはずです。オーストラリアの交通手段
日本の20倍以上の広さを持つオーストラリア。何を交通手段に選ぶかによって、見えるもの感じるものも変わってきます。たとえば、飛行機を使えば美しい海岸線や砂漠の果てしない広さを実感できますが、バスや車に乗らなければ目の前に広がる美しい植物や動物、大地の鼓動を体感することはできません。あなたの時間や予算などによって、飛行機・バス・電車・車・オートバイ・自転車など、自分のスタイルに一番合ったものを見つけてください。
飛行機
時間のない人、移動に時間をかけたくない人、快適な旅をしたい人、車やバスが苦手な人におすすめです。目的地まで飛行機で飛んで、レンタカーで見所を回るフライ&ドライブもオーストラリアの旅の特徴かもしれません。オーストラリアの主要観光地にはほとんど飛行機が飛んでいますが、便数の少ないところでは移動で1日つぶれてしまうということもありますので気をつけましょう。飛行機は他の交通手段に比べて料金が高いですが、早めに予約を入れるとさまざまな割引が適用されますので、上手に利用しましょう。長距離バス
時間はたっぷりある人、ゆっくり時間をかけてラウンドしたい人、お金を節約したい人におすすめです。ワーキングホリデーで旅をしている人の多くは、バスで旅を楽しんでいます。値段が安く、世界中から来ている若者など多くの人に出会えるのが魅力です。地域によっていくつもの長距離バス会社がありますが、バスパスを購入することをおすすめします。さまざまなルートがあらかじめ設定されていて、限られた地域内であれば期間中乗り降り自由なもの、観光がついているもの、回数券のようなものなど色々な種類のバスパスがあります。また、国際学生証やユースホステルの会員証、バックパッカーズの会員証などで割引も受けられますので、上手に利用しましょう。また、ローカルのバス会社の方が安いルートもありますので、各バス会社に問い合わせて値段の比較をしてみましょう。電車
優雅な鉄道の旅は、安全性と快適さが売り物。オーストラリアの鉄道は走行距離が長いので、列車内はゆったりと作られています。シドニー〜パース間を走るインディアン・パシフィックはオーストラリアを代表する豪華列車で、3泊4日の67時間をかけてオーストラリアを東西へ駆け抜けます。一定期間内なら乗り降り自由でバスと鉄道を組み合わせた周遊券、ロード&レールパスもあります。車・オートバイ
自由気ままにその日の気分で好きな街へ行き、好きなだけ滞在をしたいという人におすすめです。ただ、慣れない外国での運転は大変ですので、1人ではなくお友達と一緒に行動した方が安心でしょう。特にオーストラリアの内陸部、アウトバックは想像を絶する過酷な環境です。道路のあっちこっちにバーストしたタイヤやカンガルーの死体が落ちていますし、次の給油所や民家が100キロ先なんていうことはよくあることです。アウトバックを旅する予定の人は予備の燃料やタイヤなどの準備を万全にして、無理のない走行計画を立てましょう。自転車
自転車旅行の経験のある人、体力に自信のある人、とにかくチャレンジしてみたい人にはおすすめです。ただ、オーストラリアの日差しの強さは半端じゃありません。真冬の太陽でも天気がよければ、洗濯物が3時間でカラカラに乾いてしまいます。おまけに、空気が乾燥しているところが多いので、給水に気をつけないと強い日差しと乾いた空気で気づかないうちに脱水症状になる危険もあります。蒸し暑いところでも汗をかきすぎるので要注意です。雨季のあるところでは、突然の大雨に困ることもあるでしょう。田舎の方では民家も車も通っていない道もあり、隣町まで何百キロというところもたくさんあります。体力と体調管理に自信のある人でも、くれぐれも体に気をつけて計画を立ててください。旅行中の宿泊施設
日本にもホテル、旅館、ペンション、民宿などいくつかの種類があるように、オーストラリアにもホテル、モーテル、コロニアル・アコモデーション、バックパッカーズ、ユースホステルなど色々な宿泊施設があります。もちろん各宿泊施設にはそれぞれの特色があり、予算もピンからキリまで揃っています。場所によって色々な宿泊施設を泊まり分けるのも楽しいので、あなたのスタイルに合った宿泊施設を探してみましょう。
バックパッカーズ(Backpackers)
ワーキングホリデーなら1度は利用したことがある人も多い、エコノミー旅行の強い味方。料金は場所や設備にもよりますが、ドミトリータイプ(相部屋、時には男女共用)で1泊あたり$12〜15、シングルで$25〜60、ツインで$35〜70くらい。基本的にシャワー・トイレは共同ですが、なかには部屋専用のバスルームがついている部屋もあります。何よりも便利なのはほとんどキッチンがついていて、自炊ができること。長期滞在なら食費も浮かせることができて、バスやバックパッカーズで出会った人たちと友達になって、一緒に料理をすることもできます。また、屋外プールがあるところもあるので、暑いところに行く人は要チェックです!バックパッカーズを頻繁に利用するつもりなら、バックパッカーズのVIPクラブに入会するのがおすすめ。入会金は有料ですが、カードを見せるだけでほとんどのバックパッカーズが割引になり、お店や美術館、バスパスなど割引になるところも結構あります。VIPクラブはバックパッカーズのレセプションで入会できます。旅の途中で出会った人と、どこのバックパッカーズがよかったか情報交換をしましょう。
ユースホステル(Youth Hostel Australia - YHA)
ユースホステルの部屋は基本的にドミトリータイプのみで、1泊あたり$10〜30。YHAは原則として会員のみしか泊れないことになっていますが、会員以外でも泊めてくれるところも多くあります。ただし、割増料金を取られることが多いのでご注意を。また、YHAは個人用のシーツを利用することを義務づけており、シーツを持参しないとシーツ代を取られます。YHAはバックパカーズに比べて街から離れている事が多く、ほとんどにキッチンがついています。ただし、バックパッカーズと大きく違うのは、デューティ(Duty)と呼ばれる簡単な仕事をしなくてはならないところ。これはキッチン、ベッドルーム、トイレなどの掃除が主で、YHAによって掲示板に張り出されていたり、チェックインの際にワーデン(Warden=管理人)が担当を割り当ててくれます。最近ではデューティのないYHAもありますが、割り当てられた仕事はさぼらずきちんとやりましょう。
モーテル(Motel)
車やバスで移動しているとモーテルの看板を見かけます。料金は、ツインで1泊あたり$40〜$100なので、2〜3人で泊るなら決して高くはないでしょう。もちろん部屋の設備はきちんとしていて、TVや冷蔵庫までついています。安宿に泊り続けて疲れたら、たまにはお友達とモーテルに泊ってのんびり過ごしましょう。モーテルは車で旅行している人を対象に作られているので、街の中心地よりも大きな幹線道路のそばにあることが多く、バスや電車で旅行する人にはちょっと不便かもしれません。モーテルの入り口には、"VACANCY"(空室あり)"NO VACANCY"(満室)と大きく表示されているので、よさそうな所が見つかったら、部屋を見せてもらって決めましょう。
プライベートホテル(Private Hotel)
個人経営で小ぢんまりしていて、日本の民宿やペンションのようなホテル。日本と違って夕食はつきませんが朝食がついている所が多く、そういう時はB&B(Bed & Breakfast)と表示されます。料金はシングルで1泊あたり$25〜$100、ツインで$35〜$120くらいです。トイレ、シャワーは共同の所が多く、共同のリビングルームなどもあるので他の宿泊者と仲良くなれるチャンスもあります。ホリデー・アパートメント(Holiday Apartment)/コンドミニアム(Condominium)
一人旅や貧乏旅行には向いていませんが、何人かでシェアしたり日本からお友達や家族が来た時におすすめです。料金は高めですが、長く泊ると割引があります。長期滞在者向けなので何泊以上しないと泊らせてくれないという所もありますが、オフシーズンなら交渉次第でOK。部屋はキッチンはもちろん、生活に必要なものはほとんど揃っていて、中には食器洗い機や洗濯機、乾燥機まで部屋についています。ホテル(Hotel)
オーストラリアのホテルには、日本人がイメージする普通のホテルとオージーのイメージするパブ兼ホテルの2種類のホテルがあります。普通のホテルでも日本人のイメージする高級ホテルから、モーテルのような所もあります。ホテルに予約を入れる場合には、旅行代理店や観光局などを通した方が多少は安くなるようです。パブ兼ホテルはイギリスの伝統を受け継ぎ、たいていグランドフロアー(1階)にパブがあり、その上が宿になっています。日本人観光客がよく利用するホテルに比べて料金は安いのですが、夜遅くまで騒がしかったりして居心地が良いとは言えないかもしれません。コロニアル・アコモデーション(Colonial Accommodation)
コロニアル・アコモデーションとは、植民地(Colonial)時代に建てられた古いお屋敷をそのまま宿泊施設として使っているもので、雰囲気のある建物にアンティークの家具、バスルームなどの近代施設などが整っています。エレガントでロマンティックなので、オージーのハネムーナーなどによく利用されます。料金は1泊朝食込みでシングル$70〜、ダブル$90〜程度。また、コロニアル・アコモデーションは、地元で有名なレストランも出しているような所が多いので夕食もぜひ利用してみてみましょう。キャンプとキャラバンパーク(Camp & Caravan Park)
定年退職後にキャンピングカーやキャラバンを買って、夫婦二人で旅行をしているオージーが多いというほど、オーストラリア人はキャンプ好き。そのため、キャンプ場もキャラバンパークも施設が整っています。オーストラリアらしい宿泊施設なので、お友達と一緒にぜひチャレンジしてみると楽しいでしょう。オーストラリア観光の特徴
オーストラリアは日本の20倍もの国土を誇る国。それだけに、国内の気候も地域によってさまざまです。一つの国の中に、熱帯雨林気候、熱帯性気候、亜熱帯性気候、温帯性気候、砂漠性気候などが混在し、国内で時差もあります。しかし、全体的に見ると比較的温かく、オーストラリアで最も寒い最南端タスマニアでも、日本の本州とほぼ同じ気候です。
オーストラリアは南半球にあり日本と季節が逆なので、11月〜3月までの夏季が本格的な旅行シーズンとなります。それ以外でも、学校の学期間のスクールホリデーも要注意。日本のお盆や年末年始のように、飛行機やバス、宿の予約などは早めに行った方が安心です。そして、フェスティバルの時期も気をつけましょう。大きなフェスティバルが開催されているのを知らずに予約なしで旅行へ行って、宿探しに苦労することもあります。F1などの世界的に大きなイベントがある時は、パブや公園で一夜を明かすなんて事にもなりかねません。
オーストラリアの南部の季節は、四季があり日本と同じような感覚でもOKですが、北部には大きく分けて雨期(11月後半〜4月中旬)と乾期(4月後半〜11月中旬)しかありません。雨期と乾期の時期は年によって若干のずれがありますが、雨期といっても本当に雨が多いのは1〜2月で、その他の時期は毎晩夜中に激しいスコールがあるくらいです。
旅をする上で季節を考えることはとても重要です。ノーザンテリトリーの北部のカカドゥやキャサリンに行きたい人は、雨期と乾期の真只中は避けた方がいいでしょう。雨期は道路が通行止めになったり、乾期は滝がカラカラに乾いてしまって、せっかくの見所もあまり面白くありません。エアーズロックなどのアウトバックを旅したい人は、冬の方が過ごしやすくていいでしょう。夏は40℃を超える日が多く、観光どころではなくなります。ただし、冬の夜はかなり冷え込むので、防寒着も忘れずに持っていきましょう。
オーストラリア観光局リンク
旅の予算の立て方
旅行の予算は、旅行のプランによって大きく差が出ます。大きく影響するのが交通手段ですが、費用を節約できるかどうかのポイントとなるのが宿泊先。設備が整った宿泊施設じゃないと嫌だという人は結構お金がかかってしまいますが、少し我慢をすれば大きな節約になるでしょう。食費も切り詰めようと思えばいくらでも切り詰められますが、あまりケチケチすると旅行の楽しみが半減してしまいます。旅先の安くて美味しい店で楽しく食事をするのも、貴重な旅の思い出になります。
また、旅先で楽しむアクティビティーの費用は、節約しては面白くなくなります。同じような内容のアクティビティーやツアーでも、インターネットで事前に情報を集めておけば安いものが見つかるはずです。日本語ガイド付や大手旅行会社のツアーは高いので、旅先で出会った人や現地の観光局で問い合わせてみると掘り出し物が見つかるかもしれません。
予算の立て方としては、まずは行きたいところやりたいことをピックアップして、旅行の予定を立ててみること。お金がちょっと心配な人は優先順位をつけてみましょう。移動費用(交通手段)はインターネットで料金を調べられますし、宿泊先は平均的な金額に日数をかけて計算してみましょう。アクティビティーは高めに見積もっておいて、現地でそれよりも安いものが見つかればその分をほかに回せばいいのです。予算を考える上で気をつけてほしいのが、余裕を持つということ。旅先で予定外のアクティビティーに参加する可能性もあれば、旅の途中で行き先を変更するかもしれません。途中でお金がなくなってやりたいこともできないなんて、せっかくのチャンスがもったいないです!しっかりと計画を立てて、一生の思い出に残るすばらしいオーストラリアでの旅を体験してください。


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