ワーキングホリデーにかかるお金


予算の組み方

ワーキングホリデーで滞在する場合の予算は、最初に何をしたいかを決めて計算する必要があります。

支出予算
支出項目 考えられる詳細
語学学校の費用 入学金、授業料、教材費、アクティビティー費用
滞在費 ホームステイ代(朝夕食付)、シェアハウスやアパート(食費、光熱費、雑費、ボンド=保証金)
交通費/お小遣い/交際費 交通費、交際費、携帯電話代、お小遣い
旅行費用 オーストラリア国内旅行費用
予備費 緊急時の費用、衣服、医療費、その他上記費用が足りなかった場合の費用

収入予算
収入項目
出発までにためる金額
借り入れ金(家族から借りたり、援助してもらう金額)
現地でのアルバイト収入



予算の計算方法


ステップ1
滞在予定期間 ワーキングホリデーの全体の滞在予定期間(1年=52週)を週単位で期間を決めましょう。
英語コース期間 語学学校で勉強したい期間を週単位で決めましょう。
(例:1ヵ月=4週、2ヵ月=8週、3ヵ月=12週、4ヵ月=16週)


ステップ2
総支出の計算(A)
下記の計算式に当てはめましょう。これは支出全体を計算するもので、現地でのアルバイト収入は計算していないので、日本出発前に持っていなければならない総予算ではありません。

  • オーストラリアドルで計算し、最後に日本円に換算します。
  • この数式は正確な費用を算出するものではなく、概算を計算する計算式です。
  • 平均的な費用を出すためのもので、生活の仕方やお金の使い方、通学する学校によって個人差があります。



項目 週単位 × 期間の内容 週数 合計額
語学学校 A$300 × 英語コース期間    
滞在費 A$150 × 滞在予定期間    
交通費・食費・雑費 A$100 × 滞在予定期間    
交際費・小遣い・電話代 A$50 × 滞在予定期間    
予備費 A$50 × 滞在予定期間    
合計=(A)  


滞在都市による変動 (B)
次に上記合計額(A)に最も長く滞在する予定の希望地を下記から選びその数値をかけてください。

都市 数値   都市 数値
シドニー 1.05 ゴールドコースト 1.0
ブリスベン 0.9 タスマニア 0.85
パース 0.9 アデレード 0.9
メルボルン 1.0 キャンベラ 0.9
ケアンズ 0.9 その他の地域 0.9
(A)× 上記数値 =(B)


旅行費用(C)
上記費用には旅行費用は含まれておりません。ラウンドと呼ばれているオーストラリアを周遊する旅をする場合は、大きく分けて東半分を回るケースと、オーストラリア大陸をすべて回る場合に分かれるようです。費用は利用する交通機関や滞在先によって違いますが、安い場合で、A$4000〜A$6000=(C)は用意されるとよいでしょう。また期間は1ヵ月〜3ヵ月くらいかかるようです。


日本円換算
さて、ステップ2の計算した合計額(B)と旅行費用(C)を足して、日本円に換算してください。
換算する為替レートは、日本の銀行のホームページで毎日公表されています為替レートを見ていただくとよいでしょう。銀行によって為替レートは若干異なります。また為替レートを計算する場合、日本円からオーストラリアドルへの換算として試算しますので、対顧客売り相場(TTS)と呼ばれる海外送金やトラベラーズチェックに適用されるレートを使ってください。

計算方法は下記の数式になります。

(B)+(C)×為替レート(例:約100円)= 日本円に換算した合計額(D)



ステップ3
資金について
いままで貯めた資金のうち、今回のワーキングホリデーで支出できる金額を考えてみてください。日本に戻ってきたときのことを考え、若干の資金を残しておく必要があるかもしれません。またオーストラリア滞在中に足りなくなった場合は日本から送ってもらうこともできる資金を残しておくという考え方もあります。この時点ではとりあえず使ってもよいと考えている額を決めておくとよいでしょう。この金額を(E)としましょう。

アルバイトについて(F)
オーストラリアのワーキングホリデービザは、同一雇用主のもとで6ヵ月まで働くことができます。しかしこれは仕事が見つかるという保証はありません。都市によって求人状況は違いますが、職種を選ばなければ仕事はあるといえます。そして収入は時給A$12〜18くらいと考えていただくとよいでしょう。これは所得税が含まれていますので、実際には手取りで時給A$8〜A$14くらいになります。
例えば1日7時間働いて、手取りで週300ドルくらいの収入があったとします。これを6ヵ月(26週間)続けますと合計で、7,800ドルになります。このアルバイト収入を自分の希望する期間で計算してみてください。そしてこの収入額を(F)とします。このアルバイト収入である(F)の金額はなるべく少なめに計算する必要があります。希望通りの時給を見つけることは難しいからです。



ステップ4
最終的な予算と計画の見直し
上記の資金となる金額(E)とアルバイトの(F)がでましたら、下記の表に記入して比較してみてください。

支出 資金
上記日本円換算額(B) 現在自分が支出できる金額(E)
旅行費用(C) アルバイト収入予定(F)
合計支出予定額(D) 合計額(G)

支出と資金の合計額を比較してみてください。
また支出の欄に上記計算にないスポーツや趣味にかかるお金や、インターンやボランティアに参加する予定がある場合にはその予算を加えて計算しておいてください。
もしも(G)−(D)がマイナスの場合(資金の合計額が少ない場合)には下記の調整を考えてみてください。


調整する項目

  • 家族から資金の援助をしてもらう。
  • アルバイトの予定期間を長くする。
  • 学校のコース期間を短くする。
  • 自分のワーキングホリデーが旅行目的でない場合は旅行費用を計算しない。



これらの予算はあくまでも予定です。今までにワーキングホリデーを体験した人の話を聞くと、新しい趣味が見つかったり旅行へ行ったりすることによって、予定外の出費があるようです。ただ、せっかくのワーキングホリデーなので悔いの残らないように、日本出発前から予算には余裕を持って準備をしておくことが何よりも大切なポイントです。

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